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- 国際工芸交流機構について
工芸は各国の歴史を背負い、
文化と芸術と産業の根幹であり源です。
日本の工芸(Kougei)は長い歴史の中で大切に育まれ、技術が伝えられ、その高い精神性に裏付けされたモノづくりが国際的にも高い評価を受けてきました。また正倉院等様々な歴史的建造物や諸機関において、渡来の工芸品を長年保存・修復・研究してきた成果は、今や世界的にみても芸術や文化の足跡をたどる重要な指標となっています。
これまで当協会のメンバーは、国内外での展覧会・ワークショップ・出版活動等を通して、海外に向かって日本の工芸力を発信してきました。同時に、海外の文化や芸術を工芸の制作の現場で指教し交流を重ねることで、若手芸術家や研究者たちが本格的及び永続的に工芸に携わることのできるきっかけの場を多く提供してきました。
それらの交流を通じて世界各国から「日本の文化や芸術をもっと知りたい、各々の生活が互いの工芸力を通じて心豊かに過ごせるものにしていきたい」という声が強く寄せられるようになってきております。また国内でも素材による工芸領域、様々な工芸展覧会組織においての実践的な交流は行われてきましたが、日本を包括しての対外的交流事業は機会がないまま推移して参りました。
この度、工芸による、持続性を保持し双方型あるいは多様な方向性のなかで真の国際交流を目的に本協会を設立することといたしました。 工芸とは人間の英知の賜物であることを深く知らしめ、その魅力を次世代にいかに幅広く深く喚起できるかに留意しつつ、
- 日本の工芸を世界に広く紹介する
- 海外における優れた工芸を日本で紹介する
- 国内外の工芸を志すアーティストや研究者を積極的に様々な機会を通じて受け入れその活動をサポートする
ことを目指してまいる所存です。
本協会が推進する事業を通して、様々な文化芸術を深く豊かに理解しあい、
それにより真の世界平和が構築できると信じております。
一般社団法人 国際工芸交流機構
- 住所
- 〒141-0031 東京都品川区西五反田2-10-8 ドルミ五反田ドゥメゾン313号室
- TEL
- 03-6417-9705
- FAX
- 03-6417-9706
- 代表理事
- 井谷善惠 東京藝術大学講師 グローバルサポートセンター 特任教授
イタニ・アート・オフィス株式会社代表取締役社長
業務目的
- 工芸の国内外交流展覧会、イベント企画、運営、実施
- 工芸各分野に於ける専門家による講演会、ワークショップ、セミナー等の企画と実施
- ホームページ、SNS等を通じて事業内容を広く国内外に発信し、工芸関係やアーティスト、展覧会の情報を共有
日本語、英文による発信 - 国内外の工芸作家、作品のデータベース化
- 国内外の工芸作家の顕彰事業
- 会員向けの研修・講演会
組織
常任理事(五十音順)
- 井谷善惠
- オックスフォード大学博士、東京藝術大学 グローバルサポートセンター 特任教授
- 恩田勲
- GTM総研代表取締役社長 公認会計士、税理士
- 加藤 基
- ガボン、コンゴ共和国、赤道ギニア、サントメ・プリンシペ元大使
- 埼玉大学顧問、客員教授 アフリカ協会特別研究員
- 須田賢司
- 日本工芸会理事 重要無形文化財保持者 木工芸家
- 藤田潤
- ガラス工芸協会理事長 ガラス作家
- 三田村有純
- 東京藝術大学学長特命 国際交流室長 工芸科教授 漆芸家
幹事
- 片山まび
- ソウル大学 文学博士、東京藝術大学芸術学科工芸史研究室 准教授